妊活と乳がん。

私がKMRに勤め始めたのは今から20年前のこと。体調不良で前職を退職したときに、「足もみで元気になる!」という言葉に魅力を感じてスタッフ募集に応募。体調が悪くて仕事を辞めたなんて絶対採用してもらえないと思いましたから、履歴書には「体調良好」と書きました。

面接はなんとかクリア。後日院長に足の状態をみていただくと、触ってすぐに「全然体調良好じゃないなぁ」と一言。「ああどうしよう・・・」と思っていた私に院長は、「こんな体でよく頑張ってきたね。仕事も週に2、3日から始めたらどう?」と言ってくれました。今まで誰も理解してくれなかったつらい気持ちを一瞬でわかってもらえたのです。

それからは仕事をしながら技術を学び、自分の足もみも行い、体調は徐々に改善されていきました。40歳を超えたころ、やはり子どもがほしいと思い、さらに足もみを強化していきました。妊活は足もみと、院長も長年飲み続けている植物発酵食品“美芽”のみ。そして43歳を目前にして、妊娠することができたのです!院長もとても喜んでくれて、2人で泣いたことを今でも覚えています。妊娠中は体調の上下はあったものの、ゆっくりと休ませていただいたおかげで無事に出産できました。

ところがその1年後、なんと息子の誕生日に右胸のしこりを発見。すぐに検査をすると悪性の腫瘍(トリプルネガティブ)であることが判明しました。ステージはⅡBでしたが、腫瘍の大きさは発見時1.6cmから1ヵ月後には3cmと進行が早く、このままだと転移も時間の問題と言われ、抗がん剤治療を開始しました。思えば、育児に追われ、足もみを十分にできず、“美芽”も飲んでいなかったのです。病気が発覚してから足もみと“美芽”を再開すると、治療を始めて1ヵ月ほどで3cmあった腫瘍の大きさは0.6cmに。その後も順調に小さくなっていき、最後のMRI検査では影も形もなく消えていたのです。担当の先生は「完全奏功している(=がんが全て消失している)、再発率もぐんと下がったよ」と言ってくれました。

病気になってのはとても悲しいことでした。子どもがまだ小さいので悩み、落ち込んだ日々も忘れません。でも今こうやって笑えるのは、そばにいてくれた家族、そしていつも全力で励まし、私に寄り添ってくれた院長をはじめスタッフのみんながいてくれたおかげです。そして改めて足もみの大切さも痛感したので、これからもしっかり続けていきたいと思っています。そして現在はKMRにも無事仕事復帰しています。

主任スタッフ 澤田直子